日本の田村憲久厚生労働相は12日午前、「国内の新型コロナウイルス感染拡大状況が危機的な状況にあることから、食事用マスクの着用などを呼びかけるよう、政府の新型コロナ対応の分科会に求めた」とした。また田村厚労相は、「直近1週間の新規感染者数は、先週から倍増しており、今はまさに、感染爆発を防げるかどうかの重要局面にある」との認識を示した。
日本の一部飲食企業では、すでに食事用マスクを導入しており、大手外食チェーンのサイゼリヤでは、全店舗に食事用マスクを配置し、そのマスクに「しゃべれるくん」という愛称をつけている。サイゼリヤは、「『しゃべれるくん』を着用することで、食事客は、飲食や会話をする際に、ウイルスの拡散を効果的に防ぐことができる」としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年11月13日