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中日企業が枠を超えて提携 匠の手工芸品を美しい暮らしへ

人民網日本語版 2020年11月10日15:11

復星グループ傘下の文化生活プラットフォームの東家アプリと日本の丸紅株式会社傘下のジャパンマスタリーコレクション(JMC)は7日、第3回中国国際輸入博覧会で戦略的協力合意に達した。合意に基づき、双方はこれから各自の優位性を発揮して、オンラインとオフラインの多方面での協力を展開し、リソースを共有し、中日文化交流と手工芸品業界の発展を共同で推進する。中国新聞網が伝えた。

丸紅の小川良典中国総代表は、「丸紅株式会社は日本の5大総合商社の1つであり、1858年に創立され、160年あまりの歴史がある。JMCは丸紅が育てている新たな業務のブランドで、丸紅と日本空港ビルデング株式会社(東京国際空港<羽田空港>の旅客ターミナルビルを管理運営する会社)の子会社の羽田未来総合研究所が共同で創設した。その越境ECサイトが10月27日にリリースし、主にメイド・イン・ジャパンの陶磁器をはじめとするライフスタイルグッズ、バッグ・靴などのファッション製品、化粧品、フードを取り扱う」と説明した。

新型コロナウイルス感染症の影響で中国人観光客はしばらく日本に旅行に行けなくなったが、JMCは中国語サイトを開設し、中国人消費者が興味を感じる日本の手工芸品をチェックできるようにした。来年は東京五輪開幕に先立ち、羽田空港の免税エリアにポップアップ・ストアもオープンするという。

東家は復星傘下の東洋美学を提案するプラットフォームで、ECでのオークション、産業統合、文化財のイノベーションなどのスタイルで、各界の匠たちやブランドと消費者をつなぐ。復星の最高事業成長責任者(CGO)、上海豫園旅遊商城股フン有限公司(フンはにんべんに分)の総裁補佐兼CGO、東家の孟文博社長は、「今回のJMCとの協力はオンラインとオフラインをカバーする。オンラインでは、東家がJMCのオンライン事業の中国での発展を支援し、日本の手工芸品の匠たちのオンライン販売業務をサポートする。JMCは東家プラットフォームに進出して専用コーナーを設け、日本の代表的な匠による作品を販売する。オフラインでは、東家プラットフォームが扱う匠たちの高品質な商品が来年に東京羽田空港のJMC実店舗に並ぶ計画だ。JMCも復星や豫園傘下の商業施設への進出を検討する」と説明した。

復星国際有限公司のCEO、豫園商城の徐暁亮会長は、「現在、物質的条件が改善を続けるのに伴って、中国人は文化への自信をますます強めている。これからは、復星、豫園傘下のより多くの海外ブランドが東家をよりどころとしたオンラインプラットフォームで、より広大な中国消費市場につながることになるだろう」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年11月9日

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