人手不足のため新型コロナ陽性医療関係者の業務継続認める　米ノースダコタ

新型コロナウイルス感染拡大が深刻化している米ノースダコタ州のダグ・バーガム知事は9日、「医療関係者が不足している問題を解決するために、ノースダコタ州では、新型コロナウイルス検査で陽性反応が出た医療従事者の業務継続を認める措置を講じることとした」と発表した。この措置は、無症状の感染者のみを対象としており、また、対象となる医療関係者の勤務場所は、新型コロナウイルス患者専用エリアに限るとしている。米メディアの報道を引用して中国中央テレビ網が伝えた。

米国疾病予防管理センター（CDC）の指針は、「医療機関がすでに患者受け入れに対する圧力を緩和する目的でその他の措置を講じているにも関わらずスタッフが依然不足している場合、新型コロナに感染しているスタッフの一部について、陰性確認が得られる前から業務に復帰することを認める」としている。（編集KM）

「人民網日本語版」2020年11月12日