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ドローンが青海省の電線を点検、効率が6割向上

人民網日本語版 2021年03月24日13:59
ドローンが青海省の電線を点検、効率が6割向上

「GPSによる測位に成功。周囲に障害物がないことを確認。風速は合理的な範囲内。ドローンは離陸可能」。国網海西供電公司西部点検センターの作業員はこのほど、ドローンを操作し110kVポリエステル電線の巡回点検を行った。ドローンは5日だけでその全区間・全範囲の巡回を完了し、効率は人より60%向上した。科技日報が伝えた。

青海海西モンゴル族チベット族自治州の企業の全面的な着工に伴い、電力消費の負荷が急増している。送電網及び利用者の設備の安全かつ安定的な稼働を保証するため、国網海西供電公司はテクノロジーを駆使し送電網の安全リスクに積極的に対応している。ドローンなどの先進的な設備と生産の実情を結びつけ、ドローンと人との協同により管轄区内の区間を全面的に検査している。ドローン高画質カメラ及び映像保存などの機能を利用し、点検者が同区間の設備の健康状況を全面的に把握できるようサポートし、巡回の精度を高めている。

同社の点検者は電線の特別巡回中にリモコンを使い、ドローンを架線の特定の位置にホバリングさせながら、ドローンの高画質カメラやイメージング装置などにより、複数の角度と全方位から高空電線を撮影できる。複雑な地形上にある鉄塔の頂部の金具やがいしなどの設備を重点的に観察し、導線にリスクなどがないかを近距離から確認する。これにより、正確かつ効率的に設備の状況を把握するようになり、送電線の点検作業の効率と質を高めている。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年3月24日

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