5月17日、チリの保健省が首都サンティアゴにある大統領府で開いた記者会見の様子(写真提供・チリ保健省)。 |
チリの保健省は17日、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発した新型コロナウイルス・ワクチンの有効性を示す「リアルワールドデータ」を更新。2回目の接種から14日後の有症状の感染を防ぐ効果は65.3%、入院を防ぐ効果は87%、集中治療室の利用を防ぐ効果は90.3%、死亡を防ぐ効果は86%となっている。新華網が報じた。
ランダム化比較試験と違い、「リアルワールドデータ」は、実際の臨床現場と患者の関連データを収集し、医療製品の使用価値、潜在的価値、リスクなどのエビデンスを導き出す。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年5月20日