5月27日昼ごろ、湖北省武漢市漢口江灘一級親水プラットフォームが冠水した。取材に訪れたところ、河辺の葦や多くの樹木の下半分が水に覆われてしまっており、川沿いに設置されている「巡視船」風の見晴らし台も、下半分が浸水してしまっていた。また、警戒ロープがはられ、警告ボードが設けられていた。人民網が伝えた。
26日午前、長江漢口ステーションの水位は、警戒レベルの25メートルを上回った。武漢市は27日午前11時、長江洪水防止IV級緊急時対応策を発動し、同日午後5時には水位は25.16メートルに達した。
武漢市洪水・干ばつ防止指揮部弁公室の担当者は、「長江沿岸各エリアの災害防止指揮部や各当局は、都市洪水対策試案に定められた職責分業および関連規定にもとづき、洪水対策の責任を全うし、協力活動を強化し、モニタリングと協議を緊密に行い、河道などでの洪水防止設備と重点エリアでの監視を強化しなければならない。また洪水防止・排水業務を遂行し、洪水防止・安全対策を確実に実施しなければならない」と強調した。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年5月28日