中国上半期の国内旅行者数が延べ18億7100万人に

文化・観光部（省）財務司は7月29日に2021年上半期の国内旅行データの状況を発表した。関連の国内旅行サンプル調査の結果によると、21年上半期の国内旅行者数は前年同期比100.8％増の延べ18億7100万人に達して、19年同期の60.9％まで回復した。このうち都市部の旅行者数は同91.5％増の延べ13億800万人、農村部の旅行者数は同126.1％増の5億6300万人だった。四半期別に見ると、比較の対象となる昨年の基数の影響を受けて、増加率が徐々に鈍化し、第1四半期（1-3月）は同247.1％増の10億2400万人、第2四半期（4-6月）は同33.0％増の8億4700万人だった。「工人日報」が伝えた。

国内旅行収入（旅行総消費額）は同157.9％増の1兆6300億元（1元は約17.0円）で、19年同期の58.6％を回復した。うち都市部旅行者によるの旅行収入は同149.8％増の1兆2900億元、農村部旅行者は同193.9％増の3400億元だった。

旅行1回あたりの平均旅行消費額は同28.5％増の872.27元だった。うち都市部旅行者は同30.5％増の986.20元、農村部旅行者は同30.0％増の607.57元だった。（編集KS）

「人民網日本語版」2021年8月2日