中国国際スマート産業博覧会(Smart China Expo)2021が23日、重慶市で開幕した。今年は重慶市科学技術局が中心になって打ち出したN1006展示ブースに、企業・機関32ヶ所の106プロジェクトが展示された。その中には潜水艦の「潜竜3号」と「海斗1号」、量子科学実験衛星「墨子号」、高性能チップセット、産業用モノのインターネット(IIoT)、スマートデータ収集制御装置、土砂災害モニタリングシステム、クラウドブレイン5G無人シャトルバスなど、100を超える展示品が含まれる。展示されているのは、主に新型の研究開発機関・企業による最新の科学技術成果及び官産学研が融合一体化した工学技術研究院などの体制・メカニズムによるイノベーションがもたらした先端技術と飛躍的進歩の成果だ。技術的には、光電子、新エネルギーと省エネ・汚染物質排出削減、新材料、先端設備製造と3Dプリンター、スマート技術とロボット、地理空間とナビゲーション測位システム、次世代チップと情報のセキュリティなどの分野をカバーする。(編集KS)