河北省教育庁はこのほど、高齢者を対象にしたスマート技術の活用トレーニング活動に関する通知を発表。2022年末までに、省各地のコミュニティ教育機関や高齢者向け教育機関に、スマート技術応用教室を開設し、希望者を対象に普段の生活で使えるスマート技術を学んでもらう計画だ。人民日報が報じた。
同通知によると、河北省は今後、高齢者が普段の生活の中で直面しているスマート技術活用をめぐる現実的、かつ際立った問題にスポットを当てる調査研究を展開し、高齢者が学習し、マスターする必要のあるスマート技術を洗い出す。その上で、これらを基礎にして、高齢者の学習ニーズに合わせ、外出、通院、消費、文化・娯楽、各種手続きなど、高齢者が普段の生活でよく遭遇するシーンに的を絞り、関連当局や教育機関が生活に密着し、画像と文をセットにし、手軽に学び始めることのできるスマート技術オムニメディア教室を開設する。さらに、各地のコミュニティ教育機関や高齢者を対象にした教育機関に対して、ショート動画やライブ配信教室、教材・テキスト、宣伝パンフレットなど、地域の特色を備えたリソースを研究開発するよう奨励していく。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年4月21日