今月26日午前10時、中国共産党中央宣伝部は文書「中国共産党の歴史的使命と行動価値」を発表し、記者会見を開いた。北京日報が報じた。
文書のトピック1「新型コロナウイルスとの闘い」によると、新型コロナウイルス感染拡大が発生して以降、中国共産党と中国政府は「人民至上」と「生命至上」という方針を堅持し、速やかに患者の治療、全市民対象のPCR検査、ワクチン接種などを展開し、感染者を一人も見逃さず、全ての患者を見放さず、どんな代価を払うことになったとしても人民の命の安全と健康を守ってきた。
患者には無料で治療を行っている。新型コロナウイルス感染者(感染者と感染の疑いがある人を含む)に対する治療で発生した医療費は、基本医療保険、大病保険、医療救助などの規定に基づいて負担され、残りの個人の負担額は財政が負担している。今年6月末の時点で、中国全土で入院した感染者の医療費は合わせて28億3700万元(1元は約17円)、医療保険の負担費は16億3100万元、患者一人当たりの医療費は平均約2万元となっている。重症患者だけを見ると、治療費は一人当たり平均15万元以上で、重体となった重症患者の治療費に至っては数十万元、ひいては100万元以上となっているが、全て国が負担している。
大規模無料PCR検査とワクチン接種も展開している。今年7月25日の時点で、中国全土の医療衛生機関で検査したPCR検査の検体は累計で22億人分に達したほか、新型コロナウイルスワクチンの接種回数は15億5026万8000回に達した。これらの費用も全て国が負担している。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年8月27日