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九一八事変から90年、国辱忘るべからず

人民網日本語版 2021年09月18日13:51

遼寧省瀋陽にある九一八歴史博物館(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。

今日で九一八事変(満州事変)から90年が経つが、中国はこの国辱を忘れてはいけない。1931年9月18日夜、中国東北エリアに駐留していた日本の関東軍は、瀋陽柳条湖近くに日本が建設した南満州鉄道の線路を鉄道「守備隊」に爆破させ、これを中国軍の仕業とする陰謀計画を実行した。日本軍はこれを口実に中国東北軍の北大営を砲撃して、中国国内外を震撼させる「九一八事変」を引き起こした。翌日には瀋陽を侵略した日本軍はその後、東北三省を次々と占拠していった。1932年2月に東北エリア全域が陥落すると、日本はこの地に偽満州国の傀儡政権を樹立。現地の中国人にとって14年間にわたる強制労働と植民地支配の始まりとなり、このエリアの中国人3000万人以上が亡国の民として辛酸をなめつくした。九一八事変は日本が意図的に生み出し、発動した中国侵略戦争であり、日本帝国主義の中国侵略の始まりとなった。そして九一八事変は世界反ファシズム戦争の起点でもあり、第二次世界大戦の東洋における戦争の幕開けとなった。(編集TG)

「人民網日本語版」2021年9月18日 

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