2022年アジア競技大会デジタルトーチ(画像は杭州アジア競技大会組織委員会が提供)。
浙江省杭州市で開催予定の2022年アジア競技大会で使用されるトーチ「薪火」の3D版デジタルトーチが14日、正式に発表された。これは、同大会初のトーチテーマの公式グッズであると同時に、70年の歴史を持つアジア競技大会で初のデジタル公式グッズにもなっている。中国新聞網が報じた。
大会開催まで丸1年となった今月10日に開催されたイベントで発表されたトーチ「薪火」は、中華5千年の文明史を実証する良渚文化の荘厳さ、奥深さをイメージさせるデザインをコンセプトにしている。そして、トーチリレーランナーを通して、世界に中国デザインの独特な発想、メイド・イン・チャイナの力強いパワーをPRする。
アジア競技大会でのデジタルトーチは、デジタル時代の全く新しい形式で、デジタル化を通して模索、革新を行い、一人でも多くの人にトーチを手にしてもらい、大会の精神を伝えてもらうのがその狙いだ。その他、それぞれに品番があり、永久に証として保存でき、複製、改ざんすることはできないデジタルトーチは、自分だけの同大会の思い出をコレクションできる。このように、同大会は、誰もが参加できるスポーツの祭典となる。
デジタルトーチは、デジタルコレクション品で、どのトーチにも、唯一無二の品番があり、2万個限定で発売される。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年9月15日