2021年3月23日、上海市で開催された中国家電・消費電子博覧会(AWE)2021」で、格力の出展した空気清浄機を眺める来場者。(撮影・龍巍。写真提供は人民図片)
小売額が250億元(1元は約17.0円)を突破し、販売量が1億1900万台を達成した。今年上半期には、中国小型家電市場の全体的規模が急速に拡大し、中でも清掃類家電の力強い増加傾向が続き、市場規模は前年同期比40.2%増の136億元に達した。小型家電産業はなぜこれほど好調なのか、このほど関係者を取材し、小型家電産業の発展の道を探った。
北京市海淀区に住む女性の尹さんは最近、床清掃マシンの新製品を購入した。床に落ちた猫の毛やこぼれたソースなど、このマシンで一回掃除すればすぐにきれいになるという。尹さんは、「これまで掃除をしてきれいにするのは面倒で大変だった。このマシンを買ってからは、床掃除が簡単で気軽なものになったし、掃除の後はボタンを押すだけで自動的にマシンの洗浄もできる。もう手で拭いたり、ロールブラシで掃除したりしなくていい」と話した。
これまでにない便利さの体験の背後には、スマート技術のサポートがある。添可智能科技有限公司の冷泠最高経営責任者(CEO)は、「当社のスマート床掃除マシン『芙万』の最大のイノベーションは人工知能(AI)チップを搭載し、床の汚れをスマートセンシングで読み取り、どれくらい掃除したらよいかを自動的に調節できるようになったことだ。今年上半期、『添可』ブランド製品の売上高は同817%増加し、ショッピングイベント『618』の期間だけで、『芙万』の取引量は14万台を超えた」と説明した。
小型家電分野では、スマート化により整った生態圏の構築が加速している。トレーニングのために家を出ると、スマートロックが自動的に施錠する。掃除ロボットがホームベースから出てリビングの掃除を始める。キッチンでは、スマート炊飯器が自動的に調理をスタートする……スマートフォンのアプリケーションプラットフォームを通じ、多くの家庭が小型家電を利用したスマートライフを送るようになった。
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