中国地震台網の正式な測定によると、今月16日午前4時33分、四川省瀘州市瀘県でマグニチュード(M)6.0の地震が発生した。成都や内江、楽山、眉山、自貢、宜賓などでも揺れを感じた。現在、救援隊がすでに被災地に駆けつけ、被害状況を確認すると同時に、救援活動を展開している。
瀘州市瀘県新聞弁公室によると、同日午前11時の時点で、同地震により3人が死亡、3人が重傷、85人が軽傷を負ったことを確認しており、現在3212人が避難している。
高速鉄道の瀘州駅は運行を停止している一方で、高速道路や国道、省道は車両が滞りなく通行しており、雲竜空港も通常通り航空便が運航している。
集合して出発する被災地救援チーム
地震発生後、瀘州市は一級緊急時対応措置を始動し、市の緊急対策委員会が救援の人員約2900人、車両137台、巡視艇4隻を手配、派遣し、被災地において全力で救援活動を展開している。省の緊急時指揮センターは、成都や宜賓、自貢、内江などの消防・救援の人員約160人が瀘県に救援に向かうよう手配した。(編集KN)
緊急の調整・指揮を行う各部門(写真は四川応急管理庁が提供)。
「人民網日本語版」2021年9月16日