中国の建築成果を紹介するイベント開催 香港地区学生「スーパープロジェクトに関わりたい」

人民網日本語版 2021年10月29日15:27

建築大国である中国の巨匠が語る中国の建築におけるエピソードを聞いた香港地区の学生たちは、「聞き終わって、心が沸き立つ思いがした!」や「中国の建築分野における実力は素晴らしい」、「中国のスピードは凄い!」といった絶賛する声を次々と挙げていた。新華社が報じた。

中華人民共和国成立72周年及び香港地区祖国復帰24周年を祝って、香港特別行政区政府と中央政府駐香港連絡弁公室、中国建築集団が共同で開催する大国建築シリーズイベントがこのほど開幕した。「大国建造・築夢未来」キャンパス報告会は、そのメインイベントの一つで、多くの国家建築専門家が、香港の著名な学府を訪問し、教師や学生に中国の建築分野の発展や成果を紹介している。

香港大学の博士課程で土木工学を学ぶ陳思威さんは、「中国のインフラのしっかりとした実力に感服させられ、中国の建築者たちの困難に直面しても諦めない匠の精神に感動した。講義やニュースで、中国のスーパープロジェクトについてよく耳にするが、報告会で聞くと、やはり心が躍る」と語った。

香港科技大学で土木インフラ工学・管理を専攻する大学院生・侯于婕さんは、「講座で取り上げられた超高層建築スマート化施工装備集積プラットフォームには、最先端テクノロジーの力や中国の土木関係者の知恵が詰まっており、心の底から感嘆させられた」と話した。

「大国の巨匠」たちの素晴らしい説明を通じて、香港地区の大学の学生たちは、中国の奇跡を目の当たりにし、中国の知恵を理解した。そして、平凡でありながら偉大な中国の建築者の精神に学生たちは心の底から感動していた。

香港中文大学3年の李天沢さんは、「2020年7月末、新型コロナウイルス感染症拡大の第3波が香港地区を襲った時のことを今でもはっきりと覚えている。香港地区が最も切羽詰まっていた時に、中国政府はすぐに香港地区が臨時の病院を建設できるよう支援し、香港地区に希望をもたらしてくれた。中国の建築関係者の最も危機的な時に、勇敢に立ち向かう精神に心の底から感動した」と語った。

香港科技大学で土木工学を専攻する大学院生・楊明皓さんは、「将来、中国の建築事業に参加し、その最先端の建築技術を自分の目で見ることを心から願っている。香港市民の一人として、それら技術を活用して香港地区のインフラ整備にも携わりたい」と語った。

香港科技大学の博士課程で土木環境を学ぶ張琪さんは報告会後、取材に対して、「聞き終わって、心が沸き立つ思いがした!科学研究を通じて、中国の建築や災害の予防・抑制の面でイノベーションを創出したい。自分が学んでいることやしていることが、多くの人の生活をより便利にしたり、その質を向上させるというのは、とても意義のあることに違いない」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年10月29日

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