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LoL「2021 World Championship」で中国のEDGが優勝 eスポーツ協会が祝賀メッセージ

人民網日本語版 2021年11月09日14:31

人気MOBAゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」の世界大会「2021 World Championship」のファイナルが6日、アイスランドの首都レイキャビクで開催され、中国リーグ代表のEDward Gaming(EDG)が韓国リーグ代表 「DAMWON Gaming KIA(DK)」を3-2で制して、チャンピオンの座に輝いた。1年に一度の世界大会LoLでの優勝は、たちまち検索ランキングでトップに立ったほか、微信(WeChat)のモーメンツもジャックした。人民網が各社の報道をまとめて報じた。

EDGの優勝が決まると、中国国内外のSNSの話題をさらった。中央テレビニュースも直ちに微博(ウェイボー)の公式アカウントに、優勝を祝福するメッセージを綴った。EDG関連の内容も次々と検索のトレンド入りし、今月8日午前7時の時点で、「EDG優勝」というコンテンツのクリック回数が29億2000万回を超えた。新浪微博の統計によると、優勝当日、「EDG優勝」関連の投稿80件以上が検索のトレンドに入った。なかには、決勝が始まる前に、「EDGが優勝したらストリーキングする」や「EDGが優勝したら風呂の水を飲む」など、悪ふざけぎみのフラグを立てる若者もいたほどだ。

優勝したEDGのメンバーである李炫君さんと趙礼傑さん、田野さんの3人は、上海市エレクトロニック・スポーツ(eスポーツ)協会に登録しているeスポーツプレイヤーだ。

優勝カップを掲げるEDGのメンバー。

ファイナル終了後、上海eスポーツ協会は、「中国のeスポーツ界のために栄誉を、上海のeスポーツ界のために栄光を勝ち取ってくれた。今後の試合でもさらに努力し、襟を正して、さらなる記録に挑み、さらなる高みを目指して、上海のeスポーツ界のためにさらなる栄光を勝ち取ってほしい」と激励メッセージを綴った。

2014年、EDGスポーツクラブは正式に上海で立ち上げられた。立ち上げ当初は、団地の一室でキーボードを必死に叩く音をこだまさせていたものの、その後、中国初のeスポーツ専門産業パークに進出し、eスポーツ業界の発展において常に最先端を走ってきた。

2021年1月、上海国際新文化クリエイティブeスポーツセンターの建設が上海虹橋主城前湾地区で始まった。EDG俱楽部は将来、同センターに根を下ろし、そこを新たな活動拠点とする計画で、同センターは2023年にも完成する予定だ。

EDGの背後にあるゲーム産業

今年の世界のeスポーツの観客は4億7400万人到達か

eスポーツ業界は現在、膨大な数のプレイヤーを抱え、その数は増加の一途をたどっている。「2021年中国eスポーツ業界発展報告」によると、今年、世界のeスポーツの観客は4億7400万人に達し、2024年にはその数が5億7700万人に達すると予想されている。

目立たないネットカフェで誕生したeスポーツは十数年の間に飛躍して国際舞台に立つようになった。中国国家体育総局は2003年、eスポーツを99番目のスポーツ競技に認定した。その後、2014年にLoLが誕生し、ゲームのライブ配信が発展し、eスポーツが爆発的成長期を迎えた。そして、2017年には、スポーツ企業や動画サイト、ゲームパブリッシャーなどがeスポーツ俱楽部のスポンサーになるようになり、eスポーツ産業発展の資金的基礎が築かれている。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年11月9日

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