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今年も「ダブル11」取引額が記録更新 ブランド・質がカギ (2)

人民網日本語版 2021年11月15日11:32

今年の「ダブル11」には、多くの老舗が新しいスタイルで消費者との双方向のやりとりを試みて、まずまずの売上を達成した。淘宝(タオバオ)のライブコマースを通じて消費者への販促を行った老舗は184店舗に上った。11日8時の時点で、220の老舗ブランドの天猫「ダブル11」での売上高が同100%以上増加し、その中には金徽、桂花荘、白水杜康などの中部・西部地域の老舗も多く含まれ、回力のように売上高が1億元を突破したところもあった。

また、健康消費が「ダブル11」の注目点の1つになった。京東健康プラットフォームでは、イベント開始1分で魚躍の酸素濃縮器が売上100万元を突破し、5分で京東大薬房の取引額が同100%以上増加し、10分で冬虫夏草、クコ、魚の浮き袋が滋養強壮食品類の売上増加率トップ3に並んだ。

蘇寧易購プラットフォームでは、中高級家電が消費者に人気だった。セット家電の売上は同46%増加し、グリーン・低炭素の理念により合致した省エネ・低エネルギー消費家電(新1級エネルギー効率のエアコン、省エネタイプ冷蔵庫)の売上は同39%増加し、健康機能付きの衣類洗濯乾燥機の売上も同28%増加した。

今年の「ダブル11」ではサービス消費もキーワードの1つになり、家事サービス、自動車メンテナンス、健康診断、ホームインテリアなどのサービスが消費者に注目された。自動車メンテナンスプラットフォーム・途虎養車のデータでは、「ダブル11」期間にタイヤ、エンジンオイル、カーアクセサリーの売上高が同約20%増加し、メンテナンスサービスの受注も同約40%増加したという。

中国社会科学院財経戦略研究院の李勇堅研究員は、「オンラインとオフラインが深く融合し、『ダブル11』が新たな特徴を示すようになった。一方では、オンラインプラットフォームは人工知能(AI)などの新技術を利用して、ショッピング体験の最適化を進めた。その一方で、オフラインのショッピングでモデル転換が積極的に進められ、体験やエンターテインメント、SNSなどの要素との双方向の動きがますます進み、消費により多くの便利さをもたらした。供給側がますます最適化を進めていけば、『ダブル11』はより大きな消費のポテンシャルを喚起し、新発展局面の加速的構築における消費の役割をさらに発揮させる上でプラスになるだろう」との見方を示した。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年11月15日

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