先ごろ新型コロナウィルスの感染者が確認された陝西省西安市にある長安大学のキャンパスでは、エリア別封鎖管理措置や学生居住エリアに対するネットワーク管理などの措置を厳格に実施しており、在校生は、学生寮でオンライン学習を行い、互いを訪問したり、集まったりすることを禁じている。
そしてこの措置が実施されている間、学生ボランティア800人以上が、毎朝早起きして、学生寮の同級生に食事を届けている。
また、各学生寮の同級生たちは、食事の注文とボランティアへの感謝のメッセージを、イラストという形で、寮の入口に張り出している。ネット上にアップされたこれらのイラスト一枚一枚が、多くの人の感動を呼び、あるネットユーザーは、「思わず涙ぐみそうになった」とコメントしている。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年12月20日