六中全会

国務院台湾事務弁公室「米議会が台湾海峡の平和安定へのさらなる損害をやめるよう要求する」

人民網日本語版 2021年12月18日10:59

国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は17日に質問に答える中で、「私たちは米国議会に台湾に関わる問題での誤った言動、『台湾独立』勢力への支援と応援、台湾海峡の平和安定へのさらなる損害をやめるよう要求し、米国政府と関係当局に中国の台湾地区といかなる形式でも軍事的に連携したり、軍事力によって台湾を支援して中国の統一を妨害しようとたくらんだりする危険な行動をやめるよう促す」と述べた。新華社が伝えた。

記者から、「米国の国防予算の大枠を決める2022年度国防権限法はすでに米国連邦議会の上院と下院を通過し、これには環太平洋合同演習(リムパック)に台湾を招待すること、米国の州兵と台湾との協力を推進するなどの内容が含まれている。これをどう考えるか」との質問が上がった。馬報道官は質問に答える中で上述のように述べた。

馬報道官は、「台湾は中国の一部だ。台湾問題は純粋に中国の内政に属することであり、いかなる外部からの干渉でも容認しない。米国の反中国勢力と一部の連邦議会議員は『台湾によって中国を牽制しよう』とのたくらみから、台湾を中国の発展と民族の復興を押さえ込むコマとして扱い、さまざまな方策を講じて『台湾独立』勢力の武装・訓練を行い、あらゆる手段を尽くして中国の統一を妨害しようとしている。これは台湾問題で火遊びをしているのであり、火遊びをする者は必ず自らを焼くことになる」と指摘した。

馬報道官は、「民主党の当局者に厳正に告げたいのは、外部勢力と結託し『武力によって統一を拒む』のは台湾を災難へと押しやるに過ぎないということだ。挑発しようとしたり追い詰めようとしたり、さらにはレッドラインを超えようとしたりすれば、私たちは断固たる措置を取らざるを得なくなる」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年12月18日

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