中国鉄鋼工業協会の高祥明副会長は10日に行われた同協会の第6回会員大会第3回会議で、「2021年1-11月には、当協会会員企業は前年同期比86.46%増の総額3517億元(1元は約18.1円)の利益を実現した。中国鉄鋼業界は原燃料価格が高水準で推移することによる困難を克服するために努力し、業界全体での利益が過去最高の水準に達した」と述べた。中国新聞網が伝えた。
21年の中国鉄鋼業界の全体的な運営状況は良好だった。データを見ると、21年1-11月には、中国の鉄鋼生産量は同2.6%減の9億4600万トンに上り、鋼材見掛け消費量に換算すると同5.2%減の9億800万トンだった。21年通年の生産量は10億3万トンに達する見込みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年1月11日