六中全会

「北京市自動運転車路上テスト報告書2021」が発表

人民網日本語版 2022年01月27日10:37

「北京市自動運転車路上テスト報告書2021」が26日、正式に公表された。同報告書は北京スマートコネクテッドカー産業イノベーションセンターと中関村智通智能交通産業連盟が、北京市自動運転テスト管理共同作業チームの指導のもと作成された。同報告書の発表は、2018年、19年、20年に続き4年連続となった。科技日報が伝えた。

同報告書によると、北京市自動運転テスト管理共同作業チームは「北京市自動運転車路上テスト管理実施細則(試行)」の実施をさらに推進し、特定技術テストと有人試験運営テストを進めた。自動運転路上テスト自動化特定技術テストは21年に第2段階に進み、開放された道路での自動運転距離が累計7万5933キロメートルにのぼった。有人テストは第3段階に進んだ。43台の車に夜間テスト通知書が発給された。北京市は4月、スマートコネクテッドカー政策先行エリアを設立し、自動運転車の商業化運営メカニズムの先駆けた試行を推進した。

同報告書によると、北京市自動運転テスト管理共同作業チーム、北京市科学技術委員会、中関村管理委員会の支援を受け、北京市はすでに閉鎖空間のテストコース、シミュレーション・プラットフォーム、自動運転車技術評価、テスト道路の要求、データ収集の要求など多方面の、比較的整った自動運転車技術テスト評価基準体制を構築した。同時に既存の成熟したテスト基準の商品レベル基準への転化を持続的に推進し、スマートコネクテッドカーの商品化・規模化モデル運営に向けた基礎を固める。

環境建設を持続的に推進し、大興区と通州区の2つの行政区の27本のテスト道路を新たに開放し、順義区に51本のテスト道路を増設した。全市のテスト道路の総延長は20年末より46.9%増加した。特定技術テストの道路交通環境のサポートを推進し、3区の82本・423.26キロメートルの自動化特定技術テスト道路、2区の31本・190.92キロメートルの特殊気象テスト道路を開放した。路車協調自動運転北京市プロジェクト研究センターを建設した。

21年末現在、16のテスト主体の170台の車が自動運転車汎用技術テストに参加した。路上テスト安全走行距離は累計391万1694キロメートル超で、3年連続で増加を維持し、全国トップの地位を占めた。うち有人テスト車は124台で、有人テストの走行距離は累計251万キロメートルにのぼり、延べ30万人以上が有人試験運営テストに参加した。路上テスト試験運営が規模化の段階に入った。その代表的な企業である百度は、首鋼園区内で6万3409.94キロメートルの自動化有人実証実験を行い、乗客数が延べ1万7433人にのぼった。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年1月27日

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