海南省海口市の東湖で1月4日、自動運転清掃ボートがゴミを回収していた。ボートの前方には大きく腕を広げたような網がセットされており、水面に浮かぶ落ち葉や水草といったゴミがどんどん船体の中に吸い込まれていくように回収されていた。人民網が伝えた。
これは海南省で初めて導入された自動運転清掃ボートで、極めて少ない人手で、90%以上の水面を自動清掃することができ、作業効率は人より約20倍高い。このボートは現在、海口市東湖の水上作業場で試験的に作業を行っており、将来的に清掃作業の優れた担い手になると期待されている。
従来からの水域の清掃作業は完全に人手だけに頼っており、効率が悪い上、安全面のリスクも存在し、作業員は大量の時間と労力を費やしてきた。こうした状況を改善するため、海口市では水面のゴミを低コストで、安全に、かつ効率よく回収するソリューションとなる自動運転清掃ボートの試験的導入を試みている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年1月6日