1月中旬に大規模噴火と津波が生じたトンガ王国への災害救援物資輸送任務を遂行していた中国海軍艦艇編隊は23日午前、同国のヌクアロファ港を出港し、帰航の途に就いた。出港に際して、トンガ政府関係者と在トンガ中国大使館のスタッフ、華人代表が港で見送りを行った。新華社が伝えた。
トンガ王国からの救援要請を受け、中国は第2陣となるトンガへの救援物資を輸送するため、ドック型揚陸艦「五指山」と総合補給艦「査干湖」からなる輸送編隊を1月31日に広東省広州から出航させた。今回輸送された物資は計1400トン以上で、主に移動式プレハブやトラクター、発電機、給水ポンプ、浄水器、非常食、医療・防疫器材などが含まれていた。(編集TG)
「人民網日本語版」2022年2月25日