2回目となる「宇宙授業」が23日午後、中国の宇宙ステーションで行われた。宇宙における放物運動実験では、「宇宙講師」の一人である王亜平宇宙飛行士が、北京冬季五輪大会マスコット「氷墩墩(ビンドゥンドゥン)」を「助手」に起用し、登場させた。宇宙空間に放り出されたビンドゥンドゥンは、地球上のように落下することはなく、そのままの高さとスピードを保ったまま、移動していった。人民網が伝えた。
約45分間の授業では、宇宙飛行士が協力し合い、微小重力環境での氷の結晶化実験や水の表面張力形成実験、水と油の分離実験、放物運動実験などを実演して見せ、実験現象の背後にある科学的原理を解説したほか、宇宙ステーションの一部を紹介し、そこでの仕事や生活について紹介した。また授業の中で、宇宙飛行士たちは、ビデオ通話によって地球の教室にいる教員や学生と交流も行った。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年3月24日