CRH380AJ-0202高速総合計測列車が8月22日午前7時30分、南寧駅を出発し崇左南駅に向かった。列車は最高速度200km/hで、南崇鉄道のリアルタイム検査・計測を行った。人民網が伝えた。
同列車は一般的な列車と異なり、主に通信設備、各種センサー、カメラなどの装置が設置されている。運行中に沿線の鉄道、路盤、通信信号、車両の動態、架空電車線などの動的検査を行う。高機能で目立つ黄色の塗装であることから「黄医師」と呼ばれている。
黄医師は同日、南寧駅と崇左南駅を4往復する必要があった。その間に架空電車線の非接触測量、通信システム電磁環境、配車通信機能、地上測点準静的キャリブレーションの4つの試験を行った。
南崇鉄道は広西壮(チワン)族自治区が独自に投資・建設する1本目の高速鉄道で、設計速度は250km/h、営業キロは119.294キロメートル。南崇鉄道が開通・営業した後、南寧駅、南寧東駅、南寧空港が航空機と高速鉄道のシームレスな乗り換えを実現し、崇左市は広西高速鉄道網に接続することになる。南寧から崇左までの乗車時間が現在の2時間から30分に短縮され、扶綏から南寧まではわずか15分で、南寧から崇左までの沿線の人々により快適でスムーズな新たな移動ルートを提供する。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年8月26日