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雄安白洋淀で国家二級重点保護野生鳥類「カオジロダルマエナガ」を確認 河北省

人民網日本語版 2022年09月22日10:36
雄安白洋淀で国家二級重点保護野生鳥類「カオジロダルマエナガ」を確認 河北省
葦にとまって遠くを眺めるような様子を見せるカオジロダルマエナガ(撮影・高騰)。

9月に入り、河北省雄安新区白洋淀では、葦草の季節を迎えている。雄安新区雄県野生動物保護・ボランティアサービス観測ステーションの愛鳥保護ボランティアが、その葦の間から、稀少鳥類であるカオジロダルマエナガの姿を確認した。人民網が伝えた。

カオジロダルマエナガは、中国固有の稀少鳥類で、とても愛らしい姿をしている。カオジロダルマエナガは、4億5千万年前から地球に生息している研究価値が非常に高い鳥で、「鳥類の生きた化石」と呼ばれている。生息エリアが葦原に限られており、個体数が極めて少ないため、国際自然保護連合(IUCN)の近危急種および国家第二級重点保護野生種に指定されている。

5年前に雄安新区が設立されてから、白洋淀の生態環境回復・保護レベルは持続的に向上しており、2021年以降、白洋淀エリアの水質分類はIII類以上のレベルを維持し、中国全土の「環境が優れている湖」リストに名を連ね、野生鳥類に優れた生息・繁殖環境を提供している。現在の白洋淀には野鳥237種が生息しており、雄安新区設立前より31種増加している。この中にはアカハジロをはじめとする国家一級保護鳥類10種も含まれている。(編集KM)

「人民網日本語版」2022年9月22日

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