中国農業農村部(省)が発表した最新の収穫状況によると、現時点で、中国全土の秋に収穫する食糧を栽培している田畑全体の13.3%に当たる1133万3333ヘクタール以上で収穫が完了している。地域別で見ると、西南エリアでは半分以上の収穫が終わり、長江中・下流、及び華南エリアでは2割の収穫が、西北エリアでは約1割の収穫が完了した。一方、東北エリアや黄淮海エリアではごく一部の収穫に留まっている。
北京市豊台区の佃起村の田んぼを歩く農家の男性(9月14日撮影・彭子洋)。
北京市豊台区佃起村の約8.7ヘクタールの田んぼでは、間もなく収穫が始まる。同村の土地は周りより低く、美しい自然の景色が広がり、長いコメの栽培の歴史を誇る。同村は近年、さまざまな品種の米を栽培しているため、カラフルな田んぼアートが広がるようになっているほか、田んぼでカニを養殖して、「コメとカニの共生」を実現し、多くの観光客が訪れるようになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年9月19日