作業中の自動運転刈取機。(画像提供は取材先)
黒竜江省の北大荒集団洪河農場有限公司の田んぼでこのほど、数台の自動運転刈取機が作業を行っていた。刈取機は大きなエンジン音と共に自動で前進、カーブ、バックしていた。よどみなく効率的な作業が行われた。新華社が伝えた。
洪河農場有限公司第一管理区技術者の趙華宇氏は、「この自動運転刈取機は5Gと北斗衛星測位技術を使い、スマート端末システムにより走行ルートを設定し、直進、カーブ、進入、刈取部昇降などの自動化操作を実現できる」と説明した。
北大荒集団紅衛農場有限公司で、「90後(1990年代生まれ)」の栽培農家の張良宝さんは無人農機のベテランだ。張さんは農機の使用範囲を絶えず拡大しており、田植えから収穫までの全過程で使用している。
携帯電話を使い、自動運転刈取機を操作している北大荒集団洪河農場有限公司の技術者。(画像提供は取材先)
北大荒集団の今年の栽培面積は307万ヘクタール近くにのぼる。北大荒集団の唐浩副社長は、「当社は2部に分け計20のデジタル農場(牧場)を建設した。推進・拡大可能なデジタル農業集積応用ソリューションをほぼ形成した」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年10月17日