雲南省迪慶蔵(デチェン・チベット)族自治州香格里拉(シャングリラ)市哈巴雪山の中腹にある黒海湖の湖岸に植わっている1本の木が最近ネットユーザーの間で話題を集めている。この木は燃え立つ炎のように赤く色づいた葉が茂っており、地元の人々から「キササゲ(中国語・野花楸樹)」と呼ばれている。毎年、晩秋になると、木の葉が燃え立つような赤に染まり、周囲の雪山や湖水にひきたてられ、まるで仙境のような美しい風景が広がる。しかしこの美しい風景を直接楽しむのは決して容易ではない。香格里拉の市街地から車で3時間ほどかけてようやく哈巴村に到着した後、さらに同村から徒歩で5時間ほどかけて16キロメートル離れたこの地を目指すことになる。人民網が報じた。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年10月14日