河南省安陽市にある凱信達商貿有限公司の工場で21日午後4時頃、火災が発生し、これまでに38人が死亡し、2人が負傷した。事故発生後、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は直ちに重要指示を出した。新華社が伝えた。
習総書記は指示の中で、「河南省などで、火災など安全生産(生産現場での事故防止措置)上の事故が立て続けに発生し、多数の死傷者が出ており、その教訓は非常に重い。負傷者の治療に全力を挙げ、家族への対応や善後措置を適切かつしっかりと行い、事故原因を究明し、法に基づき責任を厳しく追及する必要がある。年末が近づく中、発展と安全の統合的発展における各取り組みの任務は重く、各地区と関係当局は常に人民至上、生命至上を堅持し、安全生産上の責任を確たるものとし、様々なリスクを全面的に逐一チェックし、対策を取り、重大事故の発生を断固として防ぎ、抑止する必要がある」と指摘した。
習総書記の指示に基づき、すでに応急管理部(省)など関係当局が河南省に作業チームを派遣して救助活動の指導にあたり、河南省の関係責任者が現場で指揮にあたっている。現在、現場での救助活動、負傷者の治療、事故原因の調査などが秩序良く進められている。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年11月23日