中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞紀念館は、南京大虐殺の生存者である周湘萍さんが1月30日に死去したことを明らかにした。享年94歳。1937年12月13日、周さんの祖父と父親はいずれも侵略日本軍によって殺害された。その日のことを周さんは、「我が家はあっという間に一家の大黒柱を失ってしまった」としていた。周さんの父親は、日本兵に労働力として連れ去られたまま、戻ることはなかったという。そして周さんの祖父もまた彼女の父親を捜しに行った際に、日本兵に殺害されてしまった。月日は流れたが、周さんは家族を失った苦しみを一生抱え続けた。周さんの死去により、南京大虐殺の生存者はわずか46人となった。(編集TG)
「人民網日本語版」2023年2月1日