【イラストで読み解く】自他共に害する米国の「管轄権の域外適用」

イラスト作成・馬宏亮（イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止）

米国は常に自らの覇権維持のため、「管轄権の域外適用」を頻繁に行い、かつその適用範囲を広げ続けている。その横暴な制裁手段は世界に深刻な悪影響を与えている。

米財務省の報告によると、2021会計年度までに米国の発動した制裁措置は累計9400件以上にも上る。「米国による管轄権の域外適用の濫用及びその危害」報告書によると、2021年だけで米国の財務省や商務省は2000以上の組織に対して様々な制裁措置を科した。米国の「管轄権の域外適用」は他国への深刻な内政干渉であり、国際秩序に打撃を与えるだけでなく、他国の人々の基本的人権も侵害している。トルコ南部のシリアとの国境付近で2月6日に強い地震が発生し、両国で多くの人々が死傷した。だがこの深刻な災害を前にしてもなお、米国はシリアへの制裁の解除を拒否し、救助・支援活動の実施を妨げている。世界が各国の団結と協力を差し迫って必要としている今、米国の「管轄権の域外適用」措置及びその不法で一方的な制裁は必ず自他ともに被害を与えるだろう。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年2月13日