フランスのサン・テニャン市にあるボーバル動物園で飼育されている中国から貸与されたジャイアントパンダ「歓歓(ファンファン)」と「圓仔(ユエンザイ)」の返還期限が少なくとも2027年まで延長されることがこのほど明らかになった。中国新聞網が報じた。
メスの「歓歓」とオスの「圓仔」は2012年に、中国とフランスのジャイアントパンダ繁殖協力計画の枠組み下で、フランスに貸与された。10年契約で、2022年に返還期限を迎えていたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2024年まで延長されていた。
「歓歓」と「圓仔」が2017年に人工授精により出産した「圓夢(ユエンモン)」は4歳になっており、まもなく中国に返還されることになっている。ただ、具体的な日時はまだ決まっていない。
また2021年に誕生した双子の「歓黎黎(ホワンリーリー)」と「圓嘟嘟(ユエンドゥドゥ)」は、4歳になる2025年までボーバル動物園で飼育されることになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年4月12日