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大学生の旅行に関する話題が最近、中国のネット上でしばしば検索のトレンド入りしている。「メーデー5連休」が4月29日から始まるのを前に、中国各地の大学生の間では再び旅行熱が高まりを見せている。
アンケート調査によると、調査対象の大学生たちは、「メーデー5連休」に旅行に行く計画を立てていた。旅行の日数について、回答した大学生の46.1%が、「3日から4日」、39.5%が「1日」、または「1日から2日」と答えた。また14.4%が「5日から6日」、または「1週間以上」と答えていた。「倍速旅行」に関しては、回答者の50.6%が「好き」と答えたのに対して、49.4%が「好きではない」と答えた。その理由について、「好き」と答えた回答者のうち62.3%が、「旅行できる時間や予算には限りがあるから」、54.2%が「効率よく旅行できるから」、53.9%が「これまでに行くことができなかった心残りを解消することができるから」、46.9%が「刺激も、新鮮味もあり、ストレスを解消できる」、28.7%が「インターネットメディアの宣伝の影響で、やってみたいと思っているから」と答えた。
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「倍速旅行」とは逆の「じっくり型旅行」について、回答者の87.9%が「好き」と答えた。その理由について、83.6%が「じっくり体験できる」、60.3%が「旅行先の背景や文化、物語といった多元化した情報にどっぷりと浸かることができ、たくさんの学びを得ることができる」、57.0%が「とても楽しく、いろんなものと触れ合うことができる」と答えた。
最近そんなスロートラベルから帰ってきたばかりという呉亜坤さんは、「細胞レベルで、完全にリラックスすることができた」と話す。
その一方で、旅行を何度か楽しんだ呉さんの懐具合は、日に日に寂しくなっているという。調査では、旅行中の出費について、回答者の74.3%が「ご当地グルメ」と答えたほか、43.8%が「各人気観光地の入場料」、37.3%が「宿泊料金」、26.3%が「グッズ、お土産」、19.5%が「衣服」、9.1%が「トレッキング・登山用品」と答えた。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年4月28日