习专栏

秦剛外交部長が米大使と会談「米は対中認識を正し、理性的になるべき」

人民網日本語版 2023年05月09日13:39
秦剛外交部長が米大使と会談「米は対中認識を正し、理性的になるべき」

秦剛国務委員兼外交部長(外相)は8日、北京で米国のバーンズ駐中国大使と会談した。新華社が伝えた。

秦部長は、「中米関係は中米両国だけでなく、世界にとっても重大な意義がある。昨年11月、習近平国家主席はバイデン米大統領とバリ島で会談し、重要な共通認識に達した。しかし、その後米国側の一連の間違った言動により、ようやく実現した前向きな中米関係の勢いが損なわれ、双方が協議していた対話と協力に関する議事日程が滞り、両国関係は再び冷え込んだ。現在差し当たって必要な急務は、中米関係を安定させ、スパイラル式の悪化を避け、中米間に不測の事態が発生するのを防ぐことだ。これは中米間の最も基本的な共通認識であり、国と国、特に2つの大国が付き合う上で必ず守るべきボトムラインでもある。中国側は、習主席が提起した相互尊重、平和的共存、協力・ウィンウィンという原則に基づいた中米関係の扱いを堅持していく。米国側が深く反省し、中国と向き合って進み、中米関係が苦境を脱して正しい軌道に戻るよう後押しすることを希望する」と述べた。

また秦部長は、「米国側は対中認識を正し、理性を取り戻すべきであり、両国がそれぞれより良く発展していく中で互いに成長していくべきだ。意思疎通を求める一方で、中国を絶えず抑えつけ、抑止するべきではない。中国側のボトムラインやレッドラインを尊重し、中国の主権、安全保障、発展利益を損なうことを止めなければならず、特に台湾問題を正しく処理するべきで、「一つの中国」原則を有名無実化し続けることを止め、『台湾独立』分裂勢力を放任することを止めなければならない。冷静かつプロフェッショナルで実務的な態度で両国関係における不測の偶発的事態を扱うことを堅持し、中米関係がまた打撃を受ける事態を避ける必要がある。相互尊重と対等・互恵をベースに、対話協力を推進するべきだ。『和して同ぜず、調和的に共生し、それぞれの良いところを認め、どちらの良いところも共存させる』ことこそが、我々が共に努力して実現するべき中米関係と世界のあり方なのだ。バーンズ大使が中国でより多くの接触を持ち、より多く交流し、より多くのことを考えて、中米間の絆と架け橋となり、建設的な努力をすることを願っている」とした。(編集AK)

「人民網日本語版」2023年5月9日

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