国務院香港澳門(マカオ)事務弁公室の報道官は14日の談話で、米国の議会及び行政当局の中国委員会がいわゆる「公聴会」を開き、いわゆる「報告」を行い、香港特別行政区国家安全維持法及び香港特区の司法制度のイメージをみだりに毀損し、香港特区の裁判官に制裁を加えるよう提言した件を厳しく非難した。さらに、香港特区の司法は独立したものであり、米国の政治屋による干渉を断じて許さず、中央政府は香港特区の司法機関及び司法人員の法に基づく独立した公正な職責履行を断固として支持し、全力で保障することを強調した。中国新聞網が伝えた。
報道官は「香港特区国家安全維持法の施行以来、香港特区は混乱から安定へと移行し、法治は改めて明確になり、ビジネス環境は改善され続け、香港特区市民の権利と自由はより良く保障されるようになった。しかし、米国の一部政治屋は悪意ある目的から、香港特区の法執行、検察、司法活動をあらゆる手を尽くして妨害している。今や彼らは魔手を香港特区の裁判官にまで伸ばした。香港特区国家安全維持法の有効な実施を妨害し、中国の国家の安全を脅かし、反中・香港撹乱分子の責任逃れと継続的悪行を支え、香港撹乱・中国抑止という目的を達成しようとする意図は非常に明白だ」と指摘。
「中央政府は香港特区の司法機関及び司法人員が法に基づいて職責を履行し、香港特区国家安全維持法を全面的かつ正確に実施し、国家の安全及び香港特区の法治の権威を揺るぎなく守ることを確固不動として支持するとともに、特区の司法人員の合法的権利・利益を全力で保護する。我々はまた、米国の政治屋に厳正に告げる。時代の発展の大勢を明確に認識し、香港撹乱・中国抑止という覇権主義的妄想を捨てるべきである」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年5月15日