有人宇宙船「神舟15号」の帰還モジュールが北京時間4日午前6時33分、東風着陸場への着陸に成功した。現場の医療関係者は、費俊龍飛行士、鄧清明飛行士、張陸飛行士の状態は良好であることを確認した。神舟15号有人飛行任務が無事成功した。
飛行プロセスに従い、神舟15号の軌道モジュールと帰還モジュールが午前5時42分、切り離された後、宇宙船帰還制動エンジンが点火し、帰還モジュールと推進モジュールが切り離され、帰還モジュールが着陸に成功した。捜索救助・回収任務を担当する捜索救助分隊が目標を速やかに発見し、そして着陸現場に到着した。帰還モジュールのハッチが開かれた後、医療関係者が宇宙飛行士の健康を確認した。
神舟15号は2022年11月29日に酒泉衛星発射センターから打ち上げられ、その後コアモジュール「天和」とドッキングしコンビネーションになった。宇宙飛行士3人は軌道滞在期間に大量の宇宙科学実験・試験を実施した。4回の船外活動を行い、船外拡張ポンプの設置、モジュール間ワイヤーケーブルの設置・接続、船外ペイロード曝露プラットフォーム支柱の設置などの任務を遂行し、宇宙ステーションのニーズに合わせた物資の運び出し任務を複数回実施したことにより、今後の大規模な船外科学・技術実験の基礎を固めた。
彼らは現時点で任務遂行期間中の平均年齢が最高の乗組員として、中国の単一の宇宙飛行士チームによる船外活動回数の記録を更新しただけでなく、中国の宇宙ステーションの全面的な完成の歴史的な時も迎えた。
神舟15号有人飛行任務を無事遂行した3人の乗組員は4日、北京に無事到着した。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年6月5日