1937年7月7日、「七七事変」(盧溝橋事件)が勃発し、中国の人民は国難に勇敢に立ち向かい、血を流して奮戦した。あれから86年の歳月が流れ、廬溝橋の硝煙は消え、中国の国土と国は安らかで、平和が保たれている。しかし私たちは血と涙と苦難の歴史を決して忘れてはならない。
なぜこの日を忘れてはならないのか?
廬溝橋がそこにあるからだ。
宛平城壁の城壁に弾痕が残っているからだ。
14年をかけて、中国の人民が同胞3500万人の尊い命と引き換えに、得難い平和を手にしたからだ。
無数の国を愛する兵士たちが中国の人民のために戦ったからこそ、中国の人民は現在の繁栄を得ることができたからだ。
この日、無数の同胞が平穏な生活を失い、困窮や離散を余儀なくされたからだ。
中国が再び勢いと繁栄を取り戻したことで、国のために戦った烈士の魂は慰められていることだろう。
この日を決して忘れてはならない。
「人民網日本語版」2023年7月7日