イラスト作成・馬宏亮(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)
米国はこのところ、いわゆる対中「デリスキング(リスク低減)」という言葉を繰り返しているが、そんな言葉では「デカップリングとサプライチェーンの分断」という本質や、中国を抑え込み、孤立させる企てを覆い隠すことはできない。
米国は中国企業に制裁を科し、中国と外国の技術交流を損ない、対中投資規制を拡大し、「科学技術の独占・封鎖、障壁の設置」を企てている。さらに、いわゆる「インド太平洋経済枠組み」や「チップ4」を強力に推進し、中国を封じ込め、抑え込む小集団を作ろうと企てている。米国のいわゆる「デリスキング」の根本的目的は、重点産業のサプライチェーンにおける「脱中国化」の推進だ。
中国はリスクではなく、世界に安定性、確実性、プラスのエネルギーをもたらしている。米国の「脱中国化」のもたらす結果は、機会や協力、安定、発展の喪失であり、米国自身の問題の解決にならないだけでなく、自国に損害をもたらし、世界に累を及ぼすことになるだろう。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年7月31日