外交部(外務省)の20日の定例記者会見で、毛寧報道官が日本産食品の輸入規制に関する質問に答えた。
【記者】福島原発「処理水」の海洋放出問題のため、中国は日本産食品の輸入規制を厳格化した。日本政府は「日本産食品の安全性は科学的に保証されている」として、中国側に輸入規制の早期撤廃を求める考えだ。中国外交部は、これにどう応じるか。
【毛報道官】中国政府は国民中心の施政理念を堅持しており、国民の健康と海洋環境に対して責任を持たなければならない。日本側の原発汚染水海洋放出計画に対する中国側の反対と関連措置は、いずれも理にかない、根拠のあるものだ。中国は日本側に対して、国際社会の声に真剣に耳を傾け、原発汚染水の海洋放出計画を強引に推し進めるのを止め、誠実な姿勢で周辺諸国と十分に協議し、責任ある方法で原発汚染水を処分するとともに、厳格な国際的監視を受け入れるよう促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年7月21日