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韓国を旅行する中国人の65%が女性 化粧品や韓流が後押し

人民網日本語版 2015年05月08日14:08

近年、韓国を訪問する中国人旅行客が増加している。上海の出入国管理当局が7日に明らかにした統計によると、韓国を訪れる中国人旅行客の男女比率は1:1.86と、女性が圧倒的に多い。中国新聞網が報じた。

上海の空港出入国管理当局によると、2014年、上海浦東国際空港から韓国に向かった中国人は前年比17%増の延べ83万7600人。うち、男性が29万1700人、女性が54万5900人だった。

1年を通じて同様の男女比率になっており、同年の4-6月期には最高の1:1.95にまで達した。

これは偶然なのだろうか?同当局がまとめた韓国にも近い日本やタイの統計を見ると、同年、同じ上海浦東国際空港から日本に向かった中国人は延べ130万5千人。うち、男性が60万3千人、女性が70万2千人と、男女比率は1:1.16だった。一方、タイは、延べ72万1千人。うち、男性が32万2千人、女性が39万8千人、男女比率は1:1.23だった。

女性にとって、美しい景色だけでなく、安くて質のいい化粧品も、韓国旅行の魅力となっている。また、韓国ドラマが中国で大ヒットし、韓国文化が中国で浸透していることも要因に挙げられる。

当局は、ビザ政策が緩和されていることも「韓国人気」を後押ししていると分析している。以前、中国人を対象にビザ免除政策が取られていたのは、済州(チェジュ)島だけだったものの、2014年4月6日には、海外旅行業務の経営許可を得ている旅行社が企画した中国人団体ツアーを対象に、ビザなしで韓国入りし、済州島への航空便に乗り継ぐプログラムを適用する空港が既存の仁川国際空港と金海国際空港に加え、襄陽、清州、務安の各国際空港に拡大された。乗り継ぎ空港近辺に72時間以内滞在することが可能だ。

また、さらに多くの中国人観光客を呼び込むべく、韓国法務省は、中国人団体客に電子版ビザを発行することや自由旅行客のマルチビザの有効期限を一律5年に延長すること、ビザ発行条件の緩和など、中国人旅行者を対象にしたビザ取得手続きの簡素化を進めている。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年5月8日 

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