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今年の新入社員の初任給は前年比10%増 社員を上回る上げ幅

人民網日本語版 2015年05月19日10:48

就職情報サイト・前程無憂はこのほど「人生初の初任給」を公開するイベントを行った。この統計によると、2015年度の大学卒業生は「就職難」ではあるが、理想的な仕事に着くまでは「妥協しない」態度を表明している。一方、企業側は新入社員の初任給を前年比10%増以上に引き上げた。これは、社員の給料の上げ幅を上回っている。広州日報が伝えた。

2015年度の各業界の新入社員の初任給は下記の通り。

■金融業界

学部生と修士生の初任給の最高額は1万元(約19万3000円)超え。修士生の月給の最高額は1万7000万元(約32万8000円)で、3~5年後の年収は100万元(約192万9000円)を超える。初任給が5000元(約9万6500円)以下の企業は10%未満であるほか、5000元以下の月給のほとんどが営業職などで、高額のインセンティブが別途支給される。

■不動産/建築業界 工学専攻の新入社員の初任給は最高

修士生と学部生の土木技師などの技術職の給料には若干の違いがあるが、その差はあまり大きくない。主に8000元(約15万4000円)~10000元の間だが、仕事のハードさという点では、かなり差がある。上場企業や大手企業の月給はほとんどが5000元前後だ。

■IT業界 全員が高給取りというわけではない

大手IT企業は、全員が高給取りというわけではない。例えば、電子商取引企業は非常に景気よく見えるが、ショッピングサイトを運営するのと、自分で商品を売るのとでは天と地ほどの差がある。実のところ後者はオンライン小売業で利益率が低く、従業員の給料を削るしかない。ショッピングサイトの運営はこれとは異なり、単にアクセス数を増やす方法さえ見つければ、各ショップはおのずと離れることはない。インターネットサイトの運営、アプリケーションソフトウェア開発やデータ分析職の初任給は悪くないが、カスタマーサービスや販売職の初任給は高くない。しかし、業績が良ければ給料も絶対に低くはない。

■自動車業界 どんな車かで、いくら稼げるかが決まる

短大・高専卒の新入社員がもらえる月給は4000元(約7万7000円)から5000元の間で、学部と修士卒は4000から10000万元の間だ。面白いのは、給料とその会社が製造している車の価格がほぼ比例していることだ。

■日用消費財業界

日用消費財の会社の給料や待遇は会社によって10倍近くの差がある。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年5月19日

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