2015年12月24日  
 

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中国で学ぶ63歳の日本人修士生 中国文化との縁を語る (2)

人民網日本語版 2015年12月24日16:27

▽西安の人は情熱的で善良

古都・西安を心から好きだという村中さんは、「1987年に初めて観光ツアーで憧れの西安を訪れた。当時はたった2日間の滞在だったが、歴史ある兵馬俑や華清池、良く保護された城壁などを訪れた思い出は今も忘れられない。2001年から2002年まで、西安交通大学で1年間中国語を学んだ。定年退職後、中国言語文学を専門的に学ぶため、再び西安交通大学を訪れた」と語る。

ここで4年間学ぶうちに、村中さんには多くの友人ができた。その中で、劉さんというタクシードライバーとの出会いを紹介してくれた。「咸陽国際空港に行くため、私が空港リムジンの乗車地点に到着し、フライト時刻を伝えると、職員に『もう間に合わないだろう』と言われた。焦っている時、後ろにいたタクシードライバーが『大丈夫、私が連れて行こう』と言ってくれた。半信半疑で劉さんのタクシーに乗り込んだが、結局フライトに間に合うことができ、料金も上乗せされなかった。私は急いで劉さんの連絡先を聞き、今後西安でタクシーが必要になったら連絡すると伝えた。以来、私は何度も日本の友人をつれて、彼の車で西安の各観光地を回った。ある時子供が車酔いし、吐しゃ物で車が汚れてしまったことがあったが、彼は文句一つ言わず、すぐに車を片付け、出発してくれた。時間がたつにつれ、私たちは良い友人になった。彼の車をチャーターして新疆や内モンゴルに旅に出かけたこともある。劉さんは、西安人の情熱と善良さを合わせ持っている」。


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