三顧堂
三顧堂は六角井の左手前にあり、劉備の「三顧の礼」、諸葛亮の「隆中対策」の記念堂となっている。現在の三顧堂は清の康煕58年(西暦1719年)に趙宏恩が三顧堂の元の場所に再建したものだ。三顧堂の入り口の対聯には、「両表酬三顧、一対足千秋」と書かれている。三顧堂の殿堂の中央には、「隆中対策」を示す塑像が置かれている。三顧堂の中庭の外側は碑廊で、壁には明・清の石碑が36枚飾られており、隆中の歴史の証人になっている。そのうち最も代表的なものは、隆中対、前出師表、後出師表などの石碑だ。そのうち「寿」が刻まれた石碑が特に大きく、清の光緒16年に西太后が自ら記したものだ。門前には3本の古いヒノキがあるが、言い伝えによると劉備、関羽、張飛が「三顧の礼」の時に馬をつないだ木だという。三顧堂は質朴かつ優雅で、隆中にしかない建築物だ。
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