諸葛草廬
現存する諸葛草廬は、湖北電視台が1984年に連続ドラマ「諸葛亮」を撮影するため、隆中に建設したものだ。国家旅行局は1987年に20万元の特別資金を拠出し、この位置に 諸葛草廬を再建した。諸葛草廬は漢の時代をイメージした土木構造の建築物で、総面積が463.5平方メートルに達する。前後の二つの庭に分かれ、門の上にある「諸葛草廬」という字は、郭老所が記したものだ。草廬院の牛車は、「諸葛亮牛車迎親」の物語にちなみ置かれた。左側は客室で、諸葛亮が隆中で生活していた頃には頻繁に友人が訪れたため、宿泊用にされていた。右側は諸葛亮の弟、諸葛均の寝室だ。中央は草堂で、客人をもてなす客間だ。後院は諸葛亮と婦人の寝室で、中間にある部屋は食堂、その右側は寝室、左側は書斎だ。左端には諸葛亮の台所がある。
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