臥龍深処
臥龍深処は諸葛亮が友人と集会を開いた場所だ。清の雍正七年(西暦1729年)に諸葛草廬の所在地で建設を開始し、281年の歴史を持つ。1982年には、隆中風景区管理所によって再建された。臥龍深処は山々に囲まれひっそりとしており、裏には隆中山が、下には諸葛亮が残した数多くの遺跡がある。ここからは要害堅固の隆中の様子、田園を耕す恬淡とした風景を見ることができる。建築物全体は、東・中・西の三院に分かれている。東院は「暢懐」と呼ばれ、「三進三天井」の構造だ。中院も「三進三天井」の構造で、戸のかまちの上方の横木にある「臥龍深処」は、全国人民代表大会常務委員会元副委員長の王任重氏が、1984年に記したものだ。
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