きょうの人民日報「微博」--福建省に「タダ食いOK」のレストラン
福建省福州市金山区に、劉鵬飛さんら3人が経営するバイキング式レストランがある。テナント料は月6万元(約96万円)。ただ、ほかのレストランと違うのは、代金は客次第で「タダ食いもOK」であること。それでも、劉さんはいつも笑顔で客を迎えている。しばらくたつうちに、タダで食事した客らがマッサージチェアや洗面器、果物をプレゼントしてくれたり、大学生が休みの日に来てトイレや窓の掃除をしたりするようになったという。さらに、厨房で働いている女性スタッフも給料3000元(約4万8千円)を返還したという。
【福建省に「タダ食いOK」のレストラン】お金がなくてもご飯が食べられる。そんなレストランが金山区にある。いくらお金を払うかは客次第。好きなだけ食事を食べて、お金を払わなくてもスタッフらが笑顔で送り出してくれるのだ。劉さんは、「他の人のために何かをするというのは楽しい。自分がそれを率先して行い、たくさんの人にその仲間に加わってもらいたい。『善』は周りの人を感化するから」と語る。