上海ディズニーランド、地上建築物が着工
国内外から注目を集めている上海ディズニーランドで、17日に地上建築物が着工した。上海ディズニーランドリゾート管理公司は同日、「上海ディズニーランドの1本目の鋼柱が17日に立てられた。これにより、同園の地上建築物の建設が正式にスタートした」と発表した。新華網が伝えた。
上海ディズニーランドリゾートは2011年4月8日に着工、これまでに大規模で精密な地下工事が進められてきた。
17日午前、米中双方の担当者とディズニーランド建設作業員は、高さ18メートルに達する一本目の鋼柱が所定の位置に立てられるのを見届けた。
上海ディズニーランドリゾート管理公司によると、鋼柱の設置は、パーク内における世界最先端の娯楽設備、および舞台背景システムの構築過程の一部分であり、開園後、安全な娯楽環境を来場客に確保する上で大きな役割を果たすという。
同社はまた、「現在、上海ディズニーランドリゾートのうち、テーマパークの基礎工事はほぼ完成し、全工程で、計2万3千本のコンクリート杭を打った。建設工事の重点目標は、地上建築物の施工とインフラストラクチャの施工に移った。リゾートエリア全体の核心部分の建設には、計7万2千トンの鉄骨構造を必要とする」と語った。
上海ディズニーリゾートランドは、2015年末にオープンする計画。パーク内ではディズニーキャラクターに出会えるほか、中国人客のためにカスタムメイドされた全く新しい見どころ、体験イベントやショーなどが楽しめる、夢と冒険に溢れたテーマパークのほか、オフィシャルホテル2軒、大型ショッピング・ダイニングエリア、レジャー・娯楽施設、湖、駐車場・交通ターミナルなどが建設される予定で、このうち、テーマパークのシンボルとなる「魔法のかかった童話のお城」は、ディズニー史上、最も高くかつ最も大きなお城となる。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年10月18日