ユニクロやMANGOのジーンズで品質問題が頻出
北京市工商局によると、このほど行われた流通分野の衣料品製品に対する検査で、ユニクロやMANGO、JEEP、maoren(猫人)などのブランドのジーンズ製品の品質が基準をクリアしていないことがあきらかになったと発表した。法制晩報が伝えた。
不合格となった商品のうち、ユニクロではジーンズのパンツ2種類の染色で不合格となり、MANGOのジーンズパンツでも類似の問題が見られた。
衣料品の染料と繊維の結合の具合と様々な物理的、化学的処理を経た後で元の性能を保つ能力の指標に不合格の商品は、使用時に洗濯や摩擦、汗などが原因で色落ちし、皮膚や他の衣類を汚染する可能性があるという。
またJEEPの女性用ジーンズでも耐摩耗性で不合格となった製品がある。耐摩耗性が弱いと破損しやすいという。maoren(猫人)の男性用Tシャツでも繊維含有量で不合格になった商品があり、さらにサイズの変化率でも不合格となっている。
北京市工商局は関連の法律規定に基づき、今回不合格となった商品を販売している販売企業に対する処理を行う。具体的な商品名は同局のウェブサイトで検索することができる。
この問題について北京のユニクロのいくつかの店舗に電話取材したところ、対応する商品は現在販売されていないとの回答を得たが、販売されていない理由については判明しなかった。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年7月3日