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宇宙飛行士、天宮1号の床板を交換 生活をより便利に (2)

 天宮1号で、宇宙飛行士の生活する実験室も運行の重要な部屋であり、多くの電子機器がある。設計士は宇宙飛行士が使わないものを、内側に「隠す」というデザインを採用した。外に出ている設備は角がとられており、宇宙飛行士と設備の衝突を避け、安全を保障できる。天宮1号内の全エリアの壁には、手足を縛り付ける計30余りの、長さ約20センチメートルのシルクリボンがある。この小さな装置には大きな効果があり、宇宙飛行士が無重力で飛行する際に、手と足に力を込める「武器」になる。これは船内で数が最多の装置でもある。

 長期的な宇宙飛行で、娯楽活動は宇宙飛行士の情緒安定と楽観的な気持ちの維持にとって、非常に重要だ。宇宙飛行士を楽しませるため、天宮1号は娯楽用のノートパソコンを提供する。宇宙飛行士は休憩中や就寝前に、ノートパソコンによりネットサーフィンをし、ミニブログを更新し、大作映画を視聴し、好みの曲や音楽をかけ、その他の娯楽活動を楽しむことができる。

 ◆飛行中の実験、貴重なデータを獲得

 天宮1号は有人宇宙空間応用実験のプラットフォームとして、神舟9号が2012年6月29日に帰還してから、軌道上を長期的に飛行している。天宮1号はその期間中に、軌道の維持、有害気体の測定、設備検査、定期状態評価などの業務を計画通りに実施し、地球環境モニタリング、宇宙環境探査、複合コロイド結晶の成長の3種類の科学実験を行い、多くの貴重な実験データを獲得した。これらのデータは国土資源、林業、農業、石油・ガス、鉱産物、海洋、都市部のヒートアイランド現象、大気環境測定、材料科学などの研究に幅広く使用される。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年6月13日

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有人宇宙船「神舟10号」

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